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tsubameのイロイロ

おもったこと、きづいたこと、イロイロ

福引きのイロイロ

あなたは何福引き派ですか?

子供から大人まで。みんな大好き福引き。
ガラガラ回して玉出す派、三角クジ派、ひも引き派、一風変わり種の輪投げ派、などなど。
どれもこれも楽しい福引き。私は断然ガラガラ派…、と言いたいけど三角クジも捨てがたい。三角クジを一枚引いた後で中身を見るために紙を破る瞬間。中の字を見るその刹那。「ハズレ」見たあとの「こんなはずでは…」と思ったことは人生で何回、いや、何百回経験したことか!

ガラガラ玉に戻りましょう。場所はスーパーマーケットかショッピングモール。何も知らずに買い物したら「福引券です」と渡される紙。
福引き会場には数人が並んでいて、みんな片手には福引券が。一等は地元の高級温泉旅館の一泊二日ペア宿泊券。まだ「当たりました」は書かれていない。
『カランカランカラ~ン♪』という音に周囲は反応し、みんなの目線は福引き会場に集中。

「おめでとうございま~す。4等で~す!」

当選した女性(40歳代(仮))はボックスティッシュ5箱1組をもらい、少しニヤリ。ただし買った荷物が多いので、ボックスティッシュは隣に立っている夫に。

《もう鈴の音を鳴らすな。誰も鳴らさず俺の番に回してくれ…》

そんな邪念満載の気持ちで順番を待ち、ついに自分の番がやってきた!券は3枚…。
《この一瞬に…、全てを懸ける!》
いやいや、単なる福引きだから。と、思っていても、ガラガラを回す多くの人は思っているはずです。心の表面だろうが深層だろうが。自分が1等を当てる、と。

「券が3枚なので、3回、回してくださ~い♪」
お店のハッピを着たバイトの女の子(20代。多分彼氏いる。)が元気よく伝えてくれる。3枚なんだから3回に決まってるでしょ、何てツッコむ余裕はもはやなく、ハンドルに手を当てる。一回し目…。
『ゴロゴロゴロゴロ…』
玉、めっちゃ入ってるやん。と、心でつぶやきながら一個目の玉が出る。

白玉。
末等。
ポケットティッシュ

ま、まぁ、そんなもんだよね。こんなに玉が入っているんだもの。さて、次が本番だね。二回し目。
『ゴロゴロゴロゴロ…』
白玉。

さぁ、三回し目。後、ないっすよ。どうすんの、自分。
誰もプレッシャーかけてないのに、手からじんわり汗が。玉の混ざり具合が悪いのかな、なんて思って逆側に回したりすると、
「時計回しですよぉ~♪」
分かってるっちゅーねん!おねーさん!こっちは必死なんだって!分かって!
最後。後ろからは《早く白玉出して順番回せ》プレッシャーをかける男性(60代。「どうせあんた暇でしょ」とか言われて荷物持ち要員として奥さんに連れてこられた(全て仮))。

『ゴロゴロゴロゴロ…』
赤玉…。ん?赤玉?白じゃない?

『カランカランカラ~ン』
「おめでとうございま~す!」
ほへっ?おめでたいの?でっ?何等なのっ?
「赤玉は5等。お買い物券で~す♪」
紙を渡される。「お買物券」なるものはこのお店で使える「50円引き券」。50円…。

…ここで運を使わなくてよかったね。よかったよ、俺。どこか他で運は使おう。そしてこの50円券は…、卵買って帰ろう。そうだ、家に卵なかったっけ。

福引き。皆さんはどんな思いで引きますか?結果がどうであれ、いつも福引きには夢と希望が詰まっていますよね。
福引き、当たったことあるよ、という方は教えてください。