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tsubameのイロイロ

おもったこと、きづいたこと、イロイロ

いぬ・ねこのイロイロ

「あなたはイヌ派ですか?それともネコ派ですか?」
…よくある質問。そして質問特有の誘導方法。二者択一法。
ちなみに私はネコが好きです。かと言ってイヌも好きです。どちらか、と言われればネコが好きですし、実家にいたときはネコを数匹飼っていました。

でも…、世の中には「うさぎ派」「ハムスター派」「金魚派」「熱帯魚派」「爬虫類派(はちゅうるいは)」などなど、いろんなペットがいて、いろんなものが好きな人がいるはずなんです。
何で「イヌ」と「ネコ」だけ優遇されて比較されるんだよ〜!って、この2種類を飼っている人の絶対数が多いからなんでしょうね。わーわー言ったところで変わらないので、そこはもう横に置いておきます。

もう亡くなってしまいましたが、実家ではネコを数匹飼っていました。1匹の時代もあれば2匹の時代もあり。複数匹飼うつもりもなく、少数を愛したかったので、亡くなっては新しいネコを飼っていました。
ただし、タイミングが重要でした。何せ全て「外から勝手にやってきたネコ」だからです。
一般的に言う「野良猫」ってものですが、「野良猫」、あんまり良い響きではないので「外から勝手にやってきたネコ(略して外ネコ)」にします。

さらに重要なタイミングはこの外ネコが生後1年以内くらいに我が家に入ってくること。成長した外ネコは飼いませんでした。
誰かからもらうわけでもなく、さらに実家の勝手口の隙間(すでに網戸がネコ用に切ってある)に入る勇気のある子ネコだけが第一関門を突破します。

第二関門は「家に住み着くか」。ご飯を食べて逃げ帰る外ネコはたくさんいます。ただし成長した外ネコは全力で追い払いました。懐かないから(もちろんなつくネコもいると思います。実家でも1匹いました)。

第三関門が最終関門。「人間に触れられても逃げないか」
ここを突破すれば晴れて我が家のネコ認定です。

一番素敵だったネコがいます。私が中学生から、妻と結婚して数年まで生き続けていたネコ。名前は「モド」と言います。名付けたのは私です。説明すると長すぎるので割愛します。毛色は「キジトラ(ブラウンタビー)」です。

「みんなのペットライフ」さん、『猫の柄(模様)はどんな種類があるの?毛色の名前や性格なども解説』のページをご参照ください。

URL:https://www.min-petlife.com/89347

モドは第一第二を通り越して、すぐに第三関門を突破しました。というか、入ってきてすぐに膝の上に乗り、ゴロゴロとノドをならしていたのです。即合格です。

凛とした立ち姿と甘える素振りは「天海祐希広末涼子浜辺美波を足した」感じです。3で割りません。全てを兼ね備えた才色兼備の美女でした。人間であっても他の動物であっても、これ以上の女性はいない、と思うネコでした。

亡くなるときも素敵でした。実家から「モドはもうダメかもしれない」と言われていたのですが、5月の連休のときにはまだ生きていました。
そして連休中に撫でてあげて、自宅に帰ったら、その数日後に息を引き取ったのです。おそらく私達が来るのを待っていてくれたのでしょう。

話がとてつもなく逸れましたが、「あなたはイヌ派ですか、それとも…」系の質問が出たら、二者択一の罠に引っかからず、「私はアルマジロ派ですっ」と、力強く言えばいいと思います。その後の話の展開について、私は保証しませんが。