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tsubameのイロイロ

おもったこと、きづいたこと、イロイロ

駆け引きのイロイロ

仕事でも生活でも円滑に物事を進めたい、というのが大多数の皆さんの考えだと思います。一人で行う分には自分で決め、自分で行動すればよいので、たとえ何か起きても「自分の責任だ」と思えばいいと思います。
ただし、物事を進める上で他者の協力や同意を得ることが必要な場面が多々あります。社会で生きる上では他者との付き合いは必ず生じます。
自分の主張がそのまま通れば何も問題ないですが、そんなうまく進むことはそうそうなく、相手もしくは周囲の人はその方々の主張があるわけです。多かれ少なかれ、主張に差異がある場合は話し合う、ということになります(勝手に進めたり、無視する人もいますが。そういう場合はもう目をつむることにします)。
お互いに「自分の主張」を通したいわけですが、100%どちらかの主張が通る、ということはないので、話し合いが始まります。

「Win−Win」が最適ですが、この言葉、何かきな臭いです。「Win−Win」という言葉を言った方が「Win」な気がします。相手にも少し花をもたせたけどね、的な言葉に聞こえます。本当に「Win−Win」だったらわざわざ「Win−Win」なんて言わなくてもいいし。

駆け引き。私も社会人駆け出しのときはこの能力を上げようとしていました。相手を対戦相手と見ていたんですね。その結果、アグレッシブ(攻撃的)な性格が目につくようになり、相手に悪い印象を与えるようになってしまいました。自分の主張は通ったが、相手の気持ちを汲み取りきれなかった。

勝負に勝って、結果は負けた、というところでしょう。

今更ですが、まだ今のうちに気がついて良かったと思っています。駆け引きはしない。自分の思い・考えを出す。それと同時に相手の思い・考えも出してもらう。それらを全て出し切ったのちに「どこが落としどころなのか」を考える。駆け引きではなく「共に考える」。まず相手を「仲間である」と考えて話し合う。この方が遠回りのようで近道であることに、ようやく気が付きました。急がば回れ、ですね。

私も今は遠回りのような人生を送っていますが、全てが自分の糧になり、自分の成長になる日々だと思っています。