エクレアのイロイロ

皆さん、最近エクレア、食べました？
先に述べておきますが、私はシュークリームも好きです。そしてエクレアも同じくらい好きです。
で、今日はエクレアの話をします。
もう一度聞きます。最近エクレア、食べました？

いつの時代からかわからないですが、間違いなくコンビニからエクレアが消えているんですよ！シュークリームは陳列棚にズラッと並んでいるのに、エクレアが、ない！
シュークリームは「北海道産生クリームとカスタードのダブルシュー」とか「厳選○○たまごのカスタードシュー」とか「ドスンとクリーム２倍！俺のシュー」とか（最後のは完全に妄想ですが）。
それに対してエクレアが、ない。昔はシュークリームとエクレアが同じ棚に同じ立ち位置で置いてあった、はずなんですよ。
私の記憶ではシュークリームとエクレアがコンビニに置いてあって、いつも「どっちにしよう…」と数分悩んでいました。
でも、今はコンビニに行くとシュークリーム一点張りなんです。あとはカップケーキ的なやつとか、プリン、ゼリー関係とか、ヨーグルトとか。

シュークリームって、見た目モコモコして可愛らしいです。ただ、課題があって。

「見た目茶色のみ」

いや、生地に抹茶練り込んだものもありますよ、とか言われれば、確かにその通りなんです。でも、モコモコで単色。以上。

それに対してエクレア。上品に言うとエクレール、か。細長のシェイプがお美しい。さらにまとっていらっしゃる上のチョコレート。あのチョコレートがなかったらエクレアは「裸」と言ってもいいでしょう。裸体のエクレアは美しくない。まとっていらっしゃるチョコレートあってのエクレア。

さらにエクレアのシュークリームとの大きな差は、この上のチョコレートなんです。何色にでも染められる。そう、貴方色に染められるのがエクレアなのです。
ホワイトチョコレートの白、抹茶の緑、紫キャベツの着色をすれば紫に、食紅や野菜の赤色を使えば赤にも。レインボーのエクレアが作れるのです。

色で勝負できる。「映える」のがエクレアの長所。チョコレートに金箔をちりばめれば、それはもう食べ物を超えて芸術です。

なのに、何でコンビニからエクレアが消えていくんでしょうね。と、言いつつ私はスーパーでエクレアを買って食べます。そうなんですよね。エクレアって、スーパーには高確率で売っているんですよね。しかも安価で。
気品あふれるエクレアを夢想しながら、今日も庶民のエクレアを、美味しくいただきます。