なぜ吉岡里帆は爆発的な売れ方をしないのか。

吉岡里帆が好きだ。
と、宣言しておきながら、新垣結衣、綾瀬はるか、桜井日奈子、本田翼、川口春奈、広瀬すず、浜辺美波、福原遥、生駒里奈、有村架純、桜庭みなみ、永野芽郁などなど。全員好きだ。

挙げるともう収拾がつかなくなるので止めておく。さらにそこにアイドルや女子アナなどを含めると枚挙に暇がない。最近では工藤美桜もいる。

これだけ挙げられるくらいだから、テレビ界、若手女優界というは群雄割拠。大変な世界なのは分かっている。
ちなみに私は映画も観ないしドラマも観ない。見るとしたら朝の情報番組かＣＭ、バラエティ番組くらいだ。だから売れているかどうか、ということを判断する立場にはいないかもしれない。
でも朝の情報番組などでは嫌というほどドラマの番宣がある。ＣＭ情報も流れる。最近ではバラエティでも若手女優はたくさん出演している。だから傾向くらいは掴める。

で、吉岡里帆に戻る。なんでブレイクしきれないのか。ブレイクしているじゃん、と言われればそうなのかもしれない。

でも、そうか？

ブレイク具合で言ったら広瀬すずや有村架純の方が断然格上に見える。土屋太鳳だってそうだ。私が観ているテレビ番組に偏りがあるかもしれない。でも、それでもやはり吉岡里帆が他の女優と比べてブレイクしているようには見えない。

何が課題なのだろう？
女優としての能力か。芸能人としての華か。映画監督・ドラマプロデューサーからみて使い勝手が悪いのか。

私の見た目からすると「融通が効かない」のかもしれない、と思った。本人の性格の問題ではない。吉岡里帆が演じると、配役としてのキャラではなく『吉岡里帆』になってしまうのではないか。
それは深田恭子も同じだと思っている。どんな役を演じても深田恭子が演じると、配役ではなく『深田恭子』になってしまっている。でも、彼女はそれでも生き残っている。

また、あまりバラエティに出ている感じがないのは、バラエティに向かないのかもしれない。綺麗でありカワイイことは言うまでもない。でも、人間性の「奥行き」が見えない。そこの面白さが感じ取れない。だから『吉岡里帆』のままになってしまっている。

最初に戻るが「私は吉岡里帆が好きだ」。
夢に出てきてほしいと毎晩思っているくらい好きだ。妻にも呆れられた。でも夢に出てきてくれたことはない。
そしてブレイクの兆し、今後の伸びしろが見えない。

吉岡里帆は第２の『深田恭子』として生き残るのかもしれない。でも、それはファンとしては寂しい。
それだったら生駒里奈や有村架純、そして今非常に頑張っている秋元真夏を必死に応援する。秋元真夏が非常に好きだ。齋藤飛鳥だって頑張っているが。

もうちょっと何かないのだろうか。
吉岡里帆が化ける瞬間を観たい。