私の受験理論 その7(定期テスト)
今回のブログの前提として、学力が自分自身の学年のレベルまで達していることとします。勉強についていけない、という場合については次回のブログで話をしようと思います。
定期テストは対策を取りやすい試験だと考えています。理由は下記2点。
- テスト日が決まっている。
- テスト範囲が決まっている。
- テスト範囲が限定的(狭い)。
「3」が対策を取りやすい一番の理由です。
さらに「4」があるとすると、学校や先生によりますが、テストで出題される内容を一部教えてくれます。もちろんそのまま出題されるわけではありませんが、問題文の一部が変わっているだけ、とか、数個の問題のうちの一題が出題される、とか。
私の思い出ですが、大学1年生の時、友人は私と同じ授業を選択したのですが、全く出席せず。ただし、その授業は出席制ではなく、最終日の試験で60点取れば単位をもらえる授業でした。さらにその授業は過去問を解いておけばほぼ単位が取れる、という比較的取りやすいものでした。
友人に当日の朝まで説明し、一緒に試験を受けに行きました。私は毎回授業に出ていたし、過去問も解いていたので手ごたえは十分でした。
そして友人。試験後に私と会った時のひと言目は、
「○○(←私の名前)!問題の数字が違っていたぞ!」
爆笑。そのまんまの問題が出るはずないだろ~。全部暗記してもいいけど、数字が違った場合の計算くらいはできるだろ~、と。さすが天才の友人。
と、まぁ昔話と笑い話を挿入してみましたが、要はそんなもんです、定期テストなんて。出題範囲は全部覚える。そうすれば特に困ることはない。先生も落第させるために試験しているわけではなく、教えた範囲の理解度を知るためのテストなので。そこが入学試験と異なる点です。
入学試験:受験者を振り落とし、優良な者を合格させるための試験。
定期テスト:理解度を知るためのテスト。受験者を振り落とすためではない。
定期テストは一般的にトリッキーな問題は出てきません。先生が教えた範囲、内容から出題されます。教えた先生達が問題作成者ですから当然です。先生が教えた範囲外から出題されるようであれば、授業の理解度確認になりません。まぁ、一部の優秀な中・高ではトリッキーな問題が出るでしょうけど、そこは今回のブログからは除外ということで。
定期テストに向けての勉強は以下の通りにまとめます。
- 教科書・副読本を読もう(いつもと同じまとめ)。
- 授業をよく聞こう(これもいつもと同じ)。
- 先生の言葉に耳を傾けよう。「ここは出るぞ」サインを見逃さないように。暗にサインを送っている場合があります。
- テスト範囲は決まっているので、その範囲だけを集中して勉強しよう。
次回は「学力が自分自身の学年のレベルまで達して」いない場合にどうしたらよいか、について書きます。
私は現在エネルギー管理士(電気分野)の勉強をしていますが、化学科卒なので、全く専門外です。そのため通信教育で勉強していますが、テキストを読み進めていても分からないことが次々現れます。学力が問題を解くレベルにまで達していないのです。そのため、このテーマは痛いほどよくわかります。私の正に今の実体験を踏まえて説明します。