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tsubameのイロイロ

おもったこと、きづいたこと、イロイロ

おすすめのイロイロ

私は人にものを勧めるのが苦手です。カッコつけ、という性格が悪いのですが、どうも「おすすめ」を話しにくいし伝えにくいです。

理由1:カッコつけ
勧めるからには相手に喜んでほしいのですが、そんなにセンスがあるわけでもなく。それに「へ〜、それが好きなんだ」って思われて、もともと無いセンスをさらにへし折られた日には、立ち直れません。おすすめは、もっとセンスのある方に聞いてください。

理由2:流行るのが嫌
自分の馴染みのお店が繁盛することはとても嬉しいことです。と、同時に繁盛すると入りにくくなります。予約が取れなかったり、行列に並ぶことになったり、と。
お店としては喜ばしいことで、私も嬉しいのですが、ひいきにしているお店に入れないことほど寂しいことはなく。
だからといって下手なお店をおすすめするわけにもいかず(理由1より)。教えたいし、教えたくないし。悩ましいです。

理由3:相手と好みは違うと思っている
もともと好みをよく知っている間柄だったらおすすめできるのですが、あまり知らない間柄だと「これを勧めて相手は喜ぶのか?」と思ったりします。

おすすめして大成功の例もあります。私の息子に本を読ませたかったのですが、あまり難しい本も読ませにくく、ライトノベルなら読みやすいかなぁ、と思いつつも最近のライトノベルは個人的にあまり好みではなく。
できれば「剣と魔法の世界」を存分に味合わせてあげたい、と思い、私が25年くらい前に読んでいたライトノベル(その当時は『ティーンズ文庫』というジャンル名でした)を与えました。
「フォーチュンクエスト」です!深沢美潮著、角川スニーカー文庫電撃文庫で発刊!全作出る前に大学生になってしまい、読んでいませんでしたが、めっちゃ続編が出ているんですね。知らなかった。
めちゃくちゃハマりましたね、息子。全然活字を読まなかったのに、読み切りました。30冊くらいあったかなぁ。偉いなぁ、と思いました。何事も最初の印象で習慣ができると思います。どんな理由でもよいと思っています。

これだけブログ書いてておすすめが嫌、とか言っている場合じゃないでしょ、と思われるでしょうが、やはり苦手です。苦手なりに小声で「もし、よかったら」とおすすめを出す日々です。