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tsubameのイロイロ

おもったこと、きづいたこと、イロイロ

ペンケースのイロイロ

会社勤め、特に工場の現場で仕事をしていると、筆記用具や文房具類は会社の備品を使うので、私物って使わないんですよ。それにそれらの文具は胸ポケットなどに入れているので、そもそもペンケースを使わない。事務系の方や女の子(や女子)はペンケースを使っている方は多いです。男どもは使わないですね。
さらにはペーパレス時代。なかなかペンケースを使う機会もなく、私は家で大学時代から使っていた20年物の、しかも安いペンケースを使っていました。合皮ですが、その合皮も剥がれ始め、もう半分くらい裸体の状態のペンケース。それでも「使うのは資格試験受験のときとか、TOEICのときくらいだし」と言いながら、のらりくらりと買い替えを避けていました。
しかし、もうどうしようもないくらいの裸体になってしまい、さらにはジッパーも破損する状態。いよいよ買い替え時…。

今はイロイロなペンケースがあるんですよね~。
文房具もブームになって早幾年。やはりブームは女子から始まる。そりゃそうだわ。人口の半分は女子であり、一家の財布を握っているのも大多数の女子。ブームになれば市場が活性化され、さらにそれに乗っかって異業種でも参入する。それに対抗する老舗。競争社会の中、より洗練されたモノが市場に出回ることでブームに拍車がかかる。良いことかな。

で、速攻で選んで買いました。田舎なので種類はないです。というか選びたかったのですが、前述のとおり使う頻度が低い。そこに投資する勇気はなく、1500円くらいの使い勝手の良さそうな無難なペンケースを買いました。
何でもそうですが、新しくモノを買うって、いいですね。嬉しいです。これからよろしくな、って感じがしました。そして20年近く使っていたペンケースに「お疲れ様」と一声かけて燃えないゴミの箱にIN。中身を入れ替えて終了。次の買い替えは20年後、ということは60歳くらいかぁ。その頃には何をやっているのだか。

さかのぼること約25年前。60歳のことを考えようとして、即座に小学生時代にタイムスリップします。文章はいいですね。すぐに時代を前後できて。
ドラクエⅤのカンペン!これがもう欲しくて欲しくて。で、おもちゃ屋さんに行って買ったわけです、たしか。育ったところも福島の田舎でしたので、買い物する場所もあまりなく、「これはここ!」みたいに決まったお店で買う、売り切れていたら諦める、という感じでした。
そのドラクエⅤのカンペン(説明なしで「カンペン」と書いていますが、分からない方は分からないままでいいです。もう廃れた文化かもしれませんので。知りたい方はネットで調べましょう。)は当時の私には輝いていましたね~。これさえあれば冒険の旅に出られるんじゃないか、と夢見た時代。

…そして、数日後に学校の机からカンペンを落として、カンペンの角が凹んだんです…。
冒険の旅の夢、ここでついえる…。まぁ、現実って、そんなもんですよね。冒険を終えて、目の前の答案用紙に解答を書く日々でした…。