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tsubameのイロイロ

おもったこと、きづいたこと、イロイロ

私の受験理論 その3(応用問題)

このテーマの第三回目のは「応用問題」
「応用」という言葉の通り、基本問題より難しいです。基本問題は点数を取らせる問題。この問題は落とすことはできません。必ず解答できるようにしましょう。
応用問題で点数・順位の差がつきます。応用問題が解けるかどうか。ここをきちんと解答し、点数を取れれば総得点・順位は上がります。基本問題が確実に解ける人向けのブログとも言えます。そこにたどり着いていない方は「受験理論その1,2」を参照ください。
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応用問題とは。その前に「応用」ってなに?いつも通りの新明解国語辞典

【応用】
1.考えた結果(教えられた知識)や理論・技術などを実際にあてはめて使うこと。
2.身につけた知識や理論・技術などを活用して臨機応変の処置をすること。

応用問題というと辞書の定義からすると「2」に該当しそうです。

臨機応変に処置…。凡人には臨機応変に処置することは難しいです。テストは時間が決まっています。その時間内に臨機応変を求められるわけです。さぁ、どうやって応用問題への準備をして対応しましょうか。それは…、

「たくさんの問題を解く。そして解答方法を覚える。」

たくさん問題を解いてください。数がものをいいます。そして正解でも不正解でもよいので解答例を読んでください。解き方がきれいに書いてあるものが良いです。定期テストの解答や模試の解答も必ず読んでください。復習が大事です。とにかくたくさん問題を解く。そして解答方法を覚える。ここでも記憶・暗記が大事です。

応用問題とは基本問題の組み合わせです。基本が備わっていれば応用問題は解けます。とはいえ時間内に解けるか、というとそれは別問題。時間内に解けないことは多いです。でもテストは時間に限りがあるので時間内に解かねばなりません。その時に大事なことは「出題された問題、もしくは類似問題を過去に解いたことがあるかどうか。」です。
応用問題そのもの、もしくは類似問題を過去に解いたことがあれば、時間内に「臨機応変に処置すること」が可能となります。定義の通り自分が「身につけた知識や理論・技術などを活用して」問題を解くことができます。

最初から「応用問題を全て解こう」と思わず、少しずつ解ける問題数を増やしていきましょう。目標が高いことは素晴らしいですが、達成できずに挫折してしまっては元も子もないです。それに応用問題は自分を一段高めるための課題。全部解くことは後々の目標として、まずは応用問題を1問でも解く、もしくは部分点狙いで複数の問題に着手することを心がけましょう。

ここまでで「教科書」「問題」の話をしましたが、次は勉強するために使う道具である「問題集」と「参考書」について述べたいと思います。

私の受験理論 その2(勉強内容)

年末年始特番扱い、「私の受験理論」。その2は「勉強内容」。
何を勉強したらいいんでしょうね。やみくもに勉強してもねぇ。前回の「効率」から考えると「労力」に見合う成果を出せませんし。

基本に立ち返りましょう。
「教科書を読もう」

アホか、あんたは、というツッコミが入りそうですが、それでも強く主張します。教科書を使って勉強してください。そして教科書の内容を覚えてください。暗記してもらえると最高です。
この期に及んで詰め込み教育を推奨するのか、というさらなるツッコミに対しても再度強く主張します。教科書が最も大事です。欲を言えば教科書とともに授業で使用している副読本も使ってください。そして覚え、暗記してください。

何で教科書が大事なのか。それは「ほとんどの問題は教科書からしか出ないから」です。「ほとんど」と書いたのは理由があり、それはまた他のブログで書こうと思いますが、事実です。反対に教科書や副読本以外から出題されたとしたら、それはあきらめましょう。

どれくらい覚えればいいか。それは前述の通りです。全て覚えてください。とても意外ですが、教科書を読みながら入試問題を見れば、合格点が取れるくらいの解答を書けると思います。教科書と授業を重要視せず、参考書や問題集を複数買って勉強している方はたくさんいます。その方々に問いたい。例えば数学でいえば、
「あなたは教科書に書かれている例題、各章の基本問題、そして応用問題を何も見ずに完答することはできますか?」
完答できれば参考書や問題集で勉強しても良いと思います。しかし、教科書の問題も解けずに参考書や問題集に手を出しても無駄です。同じ分野の問題でつまづくからです。

社会の教科書についても同様です。まずは1冊問題集を買ってみましょう。解く前に教科書及び副読本の内容は全て記憶してください。暗記というよりはつながりを持って情報を記憶する、と言った方が適していると思います。その後に問題集の問題を解いてみてください。解いた後で解答を照合し、さらに教科書及び副読本を読み直してみてください。教科書及び副読本の内容が書かれているはずです。
突拍子もない答えが書いてあれば、その問題集の質が悪いので他の問題集に変えましょう。世に出回っている全ての問題が良問とは限りません。悪問もたくさんあります。

教科書には問題を解く上で大切な情報が全て載っています。それは本文だけではありません。図・絵・表・備考欄など、全てのページの全ての情報を指します。それらを全て覚えるのです。それが勉強。そこができてようやくスタートライン、というかゴール、というか。

定期テストはその最たる例だと考えます。定期テストってすごいですよね。だって出題範囲が決まっているんですよ。「ここからここまで」と範囲が決まっている。入試だったらどの分野が出るか分かりませんが、定期テストはご丁寧に出題範囲を教えてくれる。いや、教えてくれない学校もあるかもしれませんが、そういった特殊例は横に置いておきましょう。
出題範囲が決まっている、ということは…。そうです。先ほどから書いている通り、その範囲の教科書及び副読本の内容を全て覚えましょう。だってそこから出る、ということは、「そこからしか出ないよ」と言っているわけです。反対に範囲外から出たらルール違反ですよね。

とにかく言われた通りに勉強しましょう。定期テストであったら出題範囲。入試であれば教科書及び副読本全てが出題範囲。これらを押さえておけば、応用問題が出てもある程度対応できます。
と、いうことでまとめ。

  1. 教科書及び副読本が最も身近にあり、かつ最も大事な勉強道具。
  2. 定期テストであれば出題範囲は全て覚えよう。入試であれば教科書と副読本を全て覚える。教科書に問題が書いてあれば解答方法まで覚えよう。
  3. ほとんどの問題は教科書及び副読本からしか出ないし、ありえない。その他から出題されたらあきらめる。

次回は「応用問題をどのように解くか」を考えていきましょう。

私の受験理論 その1(勉強時間)

年末年始の休みに入りました、と言ってもこれを書いているのは12/20。一週間前なのでまだ休み前ですが、時間があったので書き貯め。
序論は昨日のブログを参照願います。

「私の受験理論」という題名で書いていこうと思います。初回であるその1は「勉強時間」について。

よく聞かれることがあります。
「効率よく勉強したいのですが、どうすればよいですか?」
効率。さまざまな本でもこの言葉に難色を示していますが、今一度この言葉の定義を確認しましょう。いつもの新明解国語辞典

【効率】
その事をするのに消費した労力や時間から見た、成果の程度。

元々は工業用語です。入力したエネルギーに対する仕事量。どれほど無駄がなく機械が動作するか。それが効率です。
効率よく勉強したい、という気持ちはわかります。勉強しても報われない、点数が上がらないと効率が悪そうに見えますし、やる気も減退していきます。

効率よく、という言葉について、定義を振り返ってみましょう。
「消費した労力や時間」と書いてあります。「労力」に報われるような点数が取れないから「効率が悪い」と思っている方が多いです。でも定義には「時間」も含まれています。ここです、大事なところは。

先ほどの質問に対して質問で返すことが多々あります。
「あなたはどれくらい勉強時間を取り、集中して勉強しましたか」と。
大体の方、ここでの対象は高校受験、大学受験、資格試験の勉強をしている方とします。合格に見合った時間、勉強していますか、と問いたい。
聞き取りをすると想定以上に勉強していません。そりゃ落ちるわな、と思うくらい勉強していません。「効率よく」勉強する前に、まず勉強しましょう。勉強時間を確保し、必ず勉強しましょう。受験理論その1として挙げた理由は、受験勉強の基本である「勉強時間」が足りていないことを知ってほしいからです。

勉強時間を確保する、もしくは宣言する際に「1日○時間以上勉強する」と設定する方がいます。私はお勧めしません。
理由は

  1. 毎日が同じ生活ではない。いろんなことが起こる。
  2. 目標未達の日が続くとガッカリする。
  3. 結局計画倒れになる。
  4. 勉強しなくなる。

という悪循環が目に見えるからです。勉強時間を確保、設定する場合は「1週間で○○時間以上勉強する」をお勧めします。1週間・7日間であれば、計画を柔軟に立てることができます。平日に多めに勉強して休日をゆっくり過ごすこともできますし、逆に平日は忙しいから少なめにして、その分週末を多めに勉強するような調整も可能です。
何か想定外の出来事が生じてその日に勉強できなくても他の曜日に勉強すれば挽回かのうですから挫折する可能性が下がります。

大学受験をする方への例ですが、勉強をあまりしていない方は一週間に20時間くらいから始めればいいかと思います。平日は2時間。土日は5時間。これで20時間は達成できます。
これを1か月続けられれば次の1か月は一週間に25時間(平日:2.5時間、土日:6時間くらい)、さらに次は30時間(平日:3時間、土日7時間くらい)と負荷を徐々に上げられると思います。
土日の7時間って多すぎ、と思う方も多いと思いますが、これも分割すれば案外達成できます。午前2時間、13時から18時までに3時間、19時から寝る前までに2時間勉強すれば7時間達成です。午前の時間を多く取り、午後や夜の自由時間を増やしてもいいと思います。

大事なことは

  1. 今までどれくらい勉強時間を取っていたか見直す。
  2. 1日単位ではなく1週間単位、といった実現可能な勉強時間を設定する。
  3. たくさんの時間をいっぺんに勉強に充てず、分割する。休憩時間や楽しむ時間を設定する。

これらを身につけると自然と勉強時間を確保できます。
勉強時間を確保したところで、次回は「何を勉強したらよいのだろう」を考えてみましょう。

今日で仕事納め。明日から何書こう。

予約投稿していますが、今日(12/25)で私の会社は仕事納めです。製造ラインは年末年始も休まず稼働していますが、製造スタッフは年末年始の休みに入ります。1/3まで休み。
明日から休みが始まるわけですが、ブログを書く時間も増えるわけで。何を書こうか考えています(これを書いている12/20現在)。
好き勝手、自分の思うことを書いているブログなので、一つのテーマに絞らず複数のテーマを書く予定ですが、年末年始は時間もあるので以前から書きたいテーマを書こうと思います。書かないかもしれないけど。

テーマは「大学受験、もしくは受験」

私が大学受験をしたのが約20年前ですから、受験内容も方法も変わっているのは間違いありません。そのため古い情報もたくさんあります。それを改善するため、時間のある年末年始はインターネットで情報を集めて、最新の受験環境や実態も踏まえて書こうと思います。

ただし、個人の感想なので、本当に参考程度に読んでください。鵜呑みにして失敗しても保証しかねます。
また、暴論がたくさん出ます。高校時代から感じていた周囲の勉強法や受験対策を見て「不思議なことしているなぁ」と思うことが多々あったので、それも書いていこうと思いますが、ほぼ暴論です。前言い訳しますが、ひどいことを書きます。
今年度の受験生には何の役にも立ちません。もう間に合わないからです。「まだ間に合う」なんていう夢物語を見せるつもりはありません。現実を伝えます。

私がどんな受験経験をして語っているか、について下記に簡単に触れます。個人情報漏れまくりですが、まぁ特定までは至らないからいいか。

  • 福島の田舎の高校の出身。あばれる君と同じ高校。
  • 東京工業大学学士家庭終了。同大学院修士課程修了。
  • 個別指導塾で3年間バイト。主に高校受験対策。あとは高校生に教えていた。専属で教えていた子は4人。受験生2人は志望校に合格した。
  • 家庭教師を1年間。

塾や家庭教師の時の教育方法はあまり触れません。教えていた生徒たちは非常に優秀で、私が教えなくてもおそらく志望校に入れたでしょう。

そんな私の受験勉強法を書いていこうと思います。まずはブログやスマホを見ている暇があったら勉強しようよ、というのが指摘ですが。

あきらめる、という気の抜き方。

私はどちらかというと神経質な方かもしれません。一方で自分が興味を持っていないことに関しては無頓着です。
血液型診断を全く信用していませんが、「私はB型です」というと、「だよね~」と言われます。神経質で細かい性格だけを知っている人に同じ回答をすると「え~、A型だと思った~」と言われます。B型の皆さん、肩身の狭い世の中ですが、ともに頑張って生きていきましょう。ちなみに私の実家は家族4人全員B型です。それを伝えると頭を抱える人もいます。
さらに血液型について話すと妻はA型、息子と娘はともにAB型です。血液型診断が好きな方からしたら、こんなに個性的な家族もいないのでしょう。子供が2人ともAB型って。個性の塊みたいな。

神経質なので細かいことを気にします、というか気にしていました。気にしていると当然ストレスが溜まります。自分のことであればいいのですが、リビングのテーブルにものが散乱している、本棚が整理されていない、シンクやお風呂場に水あかが付いている、などなど。枚挙にいとまがありません。
仕事で細かいことに気を遣うことは大事だと思っていますが、それを家庭にも持ち込んでしまったのが私の失敗ですね。しくじり。それに気づくまでにどれだけの年月を要したことか。

結論。あきらめる。

生き死にに関わらないのであれば、多少のことは気にしない。多少の汚れや散乱はどうだっていい、と思うようにする。最初はストレスでも、そのうち慣れます。
子供たちがものを片付けずにしていて小言を言うこともありますが、あと10年もしないうちに家を出ていくんだから、その後は自分の好きなように家の整理もできるし、そもそも片付けをしないのは彼らの課題なんだから、言うこと言ったらあとは好きなように生きろ、と。社会に出てから勝手に困れ、と思うようになりました。

仕事でも少しずつあきらめることを覚え始めました。あれもこれも業務を進めたい、目に見える課題は全て解決したい!と思ったところで時間も体力も精神力も限りがあるわけです。以前は本気で全部解決できると思い込んでました。でも、無理なんですよね。当たり前だわな。
どれだけ叱られたって、できないことはできない。優先順位とかいう言葉を使う上司ほど、優先順位を考えていない。だって全部優先順位1位なんですもの。そりゃ何をしても抜けがあったら叱られますわな。

あきらめる。手放す。見切りをつける。
それでストレスが少しでも消えるのであれば、その方がよっぽど幸せな人生を送れると思います、というか思えるようになりました。

欲しいものがないのは幸せなのか不幸なのか。

娘からの質問。
「何か欲しいものある?」
私の回答。
「1日、もしくは数日、好きなように過ごしたい」

モノじゃないじゃん。欲しいもの、すぐに思いつかないなぁ。昔からケチだったから、必要なもの、洋服や靴や鞄などを買うときは良いものを買って長持ちさせるし、装飾品は要らないし、趣味の道具と言っても道具の要る趣味も少なければ道具自体はそろっている(ゴルフです)ので、あとは腕を磨くための努力ぐらいであって、欲しいものがない。

車が好きだから欲しいなぁ、と思っても、今保有している車(ステップワゴンとN-WGN)で生活は十分成り立っているので困ることもないし。
まいった。欲しいものがない。

欲しいものがないなんて、不幸なんじゃないか、俺。
モノじゃなければ欲しいものは「無限の体力と精神力」だが、そんなおとぎ話のようなことを言っても仕方ない。叶わない夢じゃなくて、何か欲しいものを考えないと。
「どうしても」欲しい!ってものがないなぁ。ん~、欲しいものがないから、その欲を埋めるように資格を取っているように思えてきました。勉強する→試験を受ける→資格を取得する→嬉しい。仕事も同じかも。仕事する→成果を形にする→便利になったり利益になったりする→嬉しい。人の評価と言うよりは、最後の「嬉しい」を得るために必死かも。あぁ、努力の甲斐があった、みたいな達成感。その時の幸せはモノを手に入れた時とは異なる充実感や幸福感。

ダメだ、欲しいものを探すことからどんどん遠ざかっている。
まずはAmazonでザッピングして欲しいものを見つけるところから始めるかぁ。

イベントは楽しめばいいんじゃないか?

今週はクリスマスがあります。欧米はクリスマス休暇中。欧米の顧客が多い私の部門は年末進行ならぬ「クリスマス進行」があり、それが落ち着くと少しホッとします。とはいえアジアにも顧客がいて、こちらはカレンダーイヤーの年末年始よりも旧正月に休みがあるので12月から1月は、彼らは普通に仕事をしているんですよね。
入社以来同じ部門に属しているので慣れていますが、年末年始も休まず営業中です。実際に会社に行くわけではないですが、製造ラインからの故障や不具合の連絡は常に届いていました。今年は精神疾患のために連絡を受けないよう、会社に配慮してもらっています。

自粛、自粛とテレビやインターネットでは言っています。確かにご時世上「いつも通り」の楽しみ方はできないと思いますし、すべきではないことは私も同意します。
ただ、イベントの楽しみ方っていろいろあるでしょう、と疑問を感じます。むしろメディアの方が困っているように感じてなりません。もっと頭使って楽しめばいいのに、昔からずっと続く「お金を使わないと楽しみは得られない」幻想を、メディアは未だにすがっているように見えます。

仕方ないですよね。経済は「お金を回すこと」で成り立ち、成長するのですから。お金が回らなければ経済は困る。それの最たる例はコロナ禍時、4月のバタバタ。
遅まきながらの緊急事態宣言と、株価暴落後の各国の金融市場への介入。実体経済と乖離した金融市場により、本当に生活に困っている人はないがしろ、という状況が今も続いています。

「新しい生活様式」を強制していますが、そんなものは市民の方が良く分かっていて、分かっていないのは国の方針を立てる人々の方。仕方ないですよね。そもそもの「生活様式」ってものを知らない人たちが「新しい」なんてものを作ろうとしているのですが。

閑話休題
自粛しろ、とは言っているけどイベントを楽しむな、とは言っていない訳です。特に子供たちにとっては楽しい冬休み、クリスマス、年末年始。楽しめばいいのだと思います。ただし今までのような「お金を使って簡単に楽しみを得る」ことはできません。家で過ごせる楽しみ方はいくらでもあります。
ピンチはチャンス。まだ時間はありますから何か新しい楽しみ方を考えるのもよいのではないか、と思います。また、その考えている時間そのものも子供たちやみんなと相談する時間そのものも楽しいと思います。