http://blog.hatena.ne.jp/hatenasupport/tsubame-chem8.hatenablog.jp/subscribe

tsubameのイロイロ

おもったこと、きづいたこと、イロイロ

私の受験理論 その2(勉強内容)

年末年始特番扱い、「私の受験理論」。その2は「勉強内容」。
何を勉強したらいいんでしょうね。やみくもに勉強してもねぇ。前回の「効率」から考えると「労力」に見合う成果を出せませんし。

基本に立ち返りましょう。
「教科書を読もう」

アホか、あんたは、というツッコミが入りそうですが、それでも強く主張します。教科書を使って勉強してください。そして教科書の内容を覚えてください。暗記してもらえると最高です。
この期に及んで詰め込み教育を推奨するのか、というさらなるツッコミに対しても再度強く主張します。教科書が最も大事です。欲を言えば教科書とともに授業で使用している副読本も使ってください。そして覚え、暗記してください。

何で教科書が大事なのか。それは「ほとんどの問題は教科書からしか出ないから」です。「ほとんど」と書いたのは理由があり、それはまた他のブログで書こうと思いますが、事実です。反対に教科書や副読本以外から出題されたとしたら、それはあきらめましょう。

どれくらい覚えればいいか。それは前述の通りです。全て覚えてください。とても意外ですが、教科書を読みながら入試問題を見れば、合格点が取れるくらいの解答を書けると思います。教科書と授業を重要視せず、参考書や問題集を複数買って勉強している方はたくさんいます。その方々に問いたい。例えば数学でいえば、
「あなたは教科書に書かれている例題、各章の基本問題、そして応用問題を何も見ずに完答することはできますか?」
完答できれば参考書や問題集で勉強しても良いと思います。しかし、教科書の問題も解けずに参考書や問題集に手を出しても無駄です。同じ分野の問題でつまづくからです。

社会の教科書についても同様です。まずは1冊問題集を買ってみましょう。解く前に教科書及び副読本の内容は全て記憶してください。暗記というよりはつながりを持って情報を記憶する、と言った方が適していると思います。その後に問題集の問題を解いてみてください。解いた後で解答を照合し、さらに教科書及び副読本を読み直してみてください。教科書及び副読本の内容が書かれているはずです。
突拍子もない答えが書いてあれば、その問題集の質が悪いので他の問題集に変えましょう。世に出回っている全ての問題が良問とは限りません。悪問もたくさんあります。

教科書には問題を解く上で大切な情報が全て載っています。それは本文だけではありません。図・絵・表・備考欄など、全てのページの全ての情報を指します。それらを全て覚えるのです。それが勉強。そこができてようやくスタートライン、というかゴール、というか。

定期テストはその最たる例だと考えます。定期テストってすごいですよね。だって出題範囲が決まっているんですよ。「ここからここまで」と範囲が決まっている。入試だったらどの分野が出るか分かりませんが、定期テストはご丁寧に出題範囲を教えてくれる。いや、教えてくれない学校もあるかもしれませんが、そういった特殊例は横に置いておきましょう。
出題範囲が決まっている、ということは…。そうです。先ほどから書いている通り、その範囲の教科書及び副読本の内容を全て覚えましょう。だってそこから出る、ということは、「そこからしか出ないよ」と言っているわけです。反対に範囲外から出たらルール違反ですよね。

とにかく言われた通りに勉強しましょう。定期テストであったら出題範囲。入試であれば教科書及び副読本全てが出題範囲。これらを押さえておけば、応用問題が出てもある程度対応できます。
と、いうことでまとめ。

  1. 教科書及び副読本が最も身近にあり、かつ最も大事な勉強道具。
  2. 定期テストであれば出題範囲は全て覚えよう。入試であれば教科書と副読本を全て覚える。教科書に問題が書いてあれば解答方法まで覚えよう。
  3. ほとんどの問題は教科書及び副読本からしか出ないし、ありえない。その他から出題されたらあきらめる。

次回は「応用問題をどのように解くか」を考えていきましょう。