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tsubameのイロイロ

おもったこと、きづいたこと、イロイロ

「刑事コロンボ」に目を輝かせていた中学時代

今週のお題「もう一度見たいドラマ」

昨日のブログでドラマ見ないからなぁ、とぼやきながら「HERO」(キムタク主演のやつ)の話をしました。大学時代の青春の一つだなぁ、と思い出していました。
さらに何を観ていたかなぁ、と昔を振り返ってみた時、めっちゃ観てたドラマというか番組がありました。

刑事コロンボ

金曜ロードショーでも観ていたのですが、まだ土曜日が全て休みではない時代。半ドンという言葉が通用する時代でした。午前中に学校に行く。正午に家に帰る。お昼ご飯を家で食べる。それで土曜日の午後。大体の土曜日午後は部活があったので家にいませんでしたが、部活がないたまの土曜日午後にすることはなく。
そんなときに再放送なのか、地元福島では刑事コロンボが放送されていました。

刑事コロンボ」の流れ。

  • 最初に事件が発生し、視聴者は犯人を知っている。
  • コロンボ到着。
  • 他の刑事の見立ては自殺とかを疑うが、コロンボは違和感を覚えて調査を始める。
  • 犯人と接触するが、じわじわと接触を試みる。
  • 証拠を見つけていくが、確実な証拠を手に入れるまでは犯人との接触を止めず、追い詰めていく。
  • 最後に犯行の手口を説明し、犯人が逮捕され、一件落着。

毎回こういうパターンです。
私がこの刑事ドラマが好きな理由は「視聴者は犯人を知っていること」。私が短気な性格なのもありますし、犯人捜しを見たいわけではなかったので、最初に犯人を知っていながらコロンボが手口を見つけていく流れが大好きでした。
私が後に技術者になってなおさら思いますが、私は原因不明の装置故障を直すべく日々対応しています。これはとても大きなストレスです。原因が分からないから、分かるまで調査を続けないとならない。テレビ番組までそんなストレスを味わいたくない。だからテレビ番組では事前に何が起きたか知っていて、それの答え探しをしているような番組の方がストレスがなく楽しかったのかもしれません。
刑事コロンボと同じような流れの番組が「古畑任三郎」だと思います。今回は比較しません。「刑事コロンボ」一本で話を進めます。

コロンボのかっこよさはドラマを観た人には言うまでもなく。
ご覧になったことがない方への説明としては私見ですが以下の通り。

  • 服装や外見はあまりきっちりしていない。どちらかというとだらしない感じ。
  • 頭脳明晰。小さなヒントを見つけるのが得意。
  • 話術が素晴らしい。犯人を追い込むでもなく、逃がすでもなく、真綿で首を締めるような、外堀から本丸に向けて堀を埋めていくような流ちょうな会話。
  • 「うちのカミさんが」の名セリフ。

などなど。

タバコはご法度な現代ですし、私もタバコを吸いませんがコロンボのタバコを吸っている姿もかっこよかったなぁ。
そういった意味でも、コロンボも私の中のヒーローかもしれません。